大阪大学言語社会学会の2016年度研究大会が、6月23日(木)、箕面キャンパスで開催されました。

 また、図書館AVホールで、「学者批評家の使命―ポール・ド・マンの場合」と題して慶應義塾大学文学部教授の巽孝之先生の記念講演が行われました。

 移民系文学者としてのド・マンのバックグラウンドを念頭に置きつつ、「学者」と「批評家」というダブル・ロールを背負った「学者批評家」のあるべき姿を探求する巽先生のご講演はとても興味深く、聴衆の心をつかみました。

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大阪大学言語社会学会 研究会
 
2016年度研究大会記念講演が開催されました。






























2015年度研究大会記念講演が開催されました。
 大阪大学言語社会学会の2015年度研究大会が、6月25日(木)、箕面キャンパスで開催されました。
 まず、図書館AVホールで、「歴史のなかのカタルーニャ・アイデンティティ」と題して東京外国語大学長の立石博高先生の記念講演が行われました。
 中世から現代にかけて、歴史の変遷とともに変わりゆくスペイン・カタルーニャのナショナル・アイデンティティを探求する立石先生のご講演は、ホールをぎっしりとうめた聴衆の心をゆさぶりました。
 立石先生の講演の記録は、次号の学会誌に掲載される予定です
 

2010年 言語文化学会・言語社会学会の合同研究会が開催されます。

10月28日15時20分より、大阪大学豊中キャンパス、言語文化研究科の会議室で、言語文化学会、言語社会学会の合同研究会が開催されました。当日の次第は以下のとおりです。

 
   

開会の辞:言語文化学会会長(言語文化研究科長)木村 茂雄

 第1室    
 1530-  

田中 研也

台湾における日本語借用語アクセントの変化:
台湾語の声調との比較 
 1600  

菅谷 広子

ロシア語動詞の新しい分類法
―学習者の視点に立って 
 1640-  

中原 京子

 背景の異なる日本語話者の初対面会話における
参加者間の関係性
―2つの会話データの比較からみえてくるもの
 1710-  

大嶋 ルリ子

ABOVEOVERが表す上方義の解釈に関する一考察―英語空間辞の習得の観点から 
 第2室    
 1600-  

櫻木 一紀

 朝鮮統治期(19101945)日本の女性誌に描かれた植民地朝鮮の表象
 1640-  花井 晶子  日本人と残酷
―イギリス『タイムズ紙』の伝える日本人
 1710-  五歩一 寿子
岡田 政士
 

変革急務!日本の学校の英語教育

―帰国生の視点から
 第3室    
 1530-  江藤 知美  Paul AusterMan in the Darkにみる家族の肖像
 1600-  森 晴菜  Maria Irene Fornes, Mudのなかの「病」
 1640-  篠崎 直也  キャバレー劇場「歪んだ鏡」におけるニコライ・エヴレイノフの上演活動について
 1710-  野口 司  アーティストによる環境と共生する建築は実現可能なのか―フンデルトヴァッサーと安藤忠雄の建築作品の比較を通じて
 閉会の辞: 言語社会学会代表理事(言語文化研究科言語社会専攻長)大内 一  


2009年度研究大会記念講演が開催されました。

 大阪大学言語社会学会の2010年度総会・研究大会が、7月22日(木)、箕面キャンパスで開催されました。
 まず、図書館AVホールで、「黙過と共苦―ドストエフスキー文学の現代性」と題して東京外国語大学長の亀山郁夫先生の記念講演が行われました。
 ドストエフスキーの新たな翻訳者として著名な亀山先生は、自身の体験をからめながら、ドストエフスキーの作品における「黙過」の意味を掘り下げ、ホールをぎっしりとうめた聴衆の心をゆさぶりました。
 亀山先生の講演の記録は、次号の学会誌に掲載される予定です。


 

2010年度 言語社会学会研究大会が開催されました。

  2010年7月22日15時30分から、E棟に会場を移して、学会員の研究発表が行われました。
 
 第1分科会    
 15時30分〜16時  

丁 紀祥

通訳教育研究コーパスの作成

―中日同時通訳試験結果のデータベース化を中心に 
 16時〜16時30分  

宮前 公美

 『ソバシド』に由来するモンゴルのことわざの特徴
 16時30分〜17時  

陳 麗

 都市風景線』からみるモダンガールの表象
 第二分科会    
 15時30分〜16時  

加納 聡子

 

移民国ドイツと国民統合計画

―学校教育を例に
 16時〜16時30分  

藤本 尊正

極東ロシアのウラジオストクにおける疫病とコレイスカヤ・スロボトカ 
 16時30分〜17時  

奈須 健

 

日本の対中東外交政策の一考察

―第一次石油危機とその教訓


2009年 言語文化学会・言語社会学会の合同研究会が開催されました。
 10月22日15時20分より、昨年に引き続き、大阪大学豊中キャンパス、言語文化研究科の会議室で、言語文化学会、言語社会学会の合同研究会が開催されました。今年も多彩な報告が行われ、活発な議論が交わされました。
 

15:20-15:30

 

開会の辞: 言語文化学会会長(言語文化研究科長)

言語文化研究科 新棟2階大会議室

研究発表 第1室:言語文化研究科新棟2階大会議室

15:30 - 16:00

 

 アメリカの原子力政策1945−1948:ヘンリー・ウォーレスの視点から

島本 マヤ子

(言語社会専攻博士後期課程)

司会 進藤 修一

16:00 - 16:30

 

ポスト冷戦期におけるブッシュ・ドクトリンの戦略的意義に関する一解釈

伊藤 孝治

(言語社会専攻博士前期課程)

司会 進藤 修一

16:40 - 17:10

 

聴覚に障害のある大学生英語学習者の支援― 多文化共生の視点から

 

山岡 華菜子

(言語文化専攻博士後期課程)

司会 山田 雄三

17:10 - 17:40

 

シェイクスピア初期喜劇における悪役の存在意義

飯盛 康史

(言語社会専攻博士後期課程)

司会 山田 雄三

研究発表 第2室:言語文化研究科旧棟1階大会議室

15:30 - 16:00

 

いわゆる打消の助動詞「ず」について

吉永 尚(園田学園女子大学)

司会 瀧田 恵巳

16:00 - 16:30

中国領内のモンゴル系孤立的諸言語に見える形状語の特徴について

ヤマーフー・バダムハンド

(言語社会専攻博士後期課程)

司会  瀧田  恵巳

16:40 - 17:10

 

コーパスを利用したOVER の完了義の分析

大嶋 ルリ子

(言語文化専攻博士後期課程)

司会 大津 智彦

17:10 - 17:40

 

 

「私」が夢見るブリュッセル

―オランダ語メディアで語るブリュッセル市民のライフ・ストーリー分析―

井内 千紗

(言語文化専攻博士後期課程)

司会 森田 一平

 

17:0 - 17:50

 

閉会の辞: 言語社会学会会長代行(言語文化研究科言語社会専攻長)

言語文化研究科 新棟2階大会議室

 18 00 - 20 00   

 

懇親会「福利センター  4  食堂



2009年度研究大会記念講演が開催されました。

 大阪大学言語社会学会の2009年度総会・研究大会が、7月30日(木)、箕面キャンパスで開催されました。
 まず、図書館AVホールで、「文学を読む・訳す」と題した東京大学 柴田 元幸先生の記念講演が行われました。

 現在の翻訳家を代表する柴田先生の翻訳の世界の奥深さを語る講演は、ホールをぎっしりとうめた聴衆を魅了しました。

先生の講演の記録は、次号の学会誌に掲載される予定です。


 

研究大会スケジュール
   
15時30分からは、E棟に会場を移して、学会員の研究発表が行われました。今年度は、特に第一分科会で、世界文学のフロンテイアと題するシンポジウムが開催され、参加者の強い関心を引きました。

大阪大学言語社会学会2009年度研究大会
第一分科会
司会 渡邉 克昭
E-102
シンポジウム 世界文学のフロンティア
15時30分〜 貴志 雅之 言語文化研究科言語社会専攻(アメリカ演劇)
歴史・キャノンのトランスフォーマー  ―劇作家Suzan-Lori Parksの "Rep & Rev" + "Ref & Riff"―
南田 みどり 世界言語研究センター(ビルマ文学)
21世紀とビルマ文学の未来
高橋 明  世界言語研究センター(ヒンディ文学)
インド英語文学の翻訳―翻訳と重訳のはざま―
松本 健二 世界言語研究センター(ラテンアメリカ文学)
フィロロジーとエリア・スタディーズの狭間で ―日本におけるラテンアメリカ文学研究の困難―
第二分科会 司会三原 健一 E-103
15時30分〜 丁 紀祥 人間科学研究科後期課程
中日同時通訳における倒訳と順送り訳の使用についての一考察
16時〜 泉谷 礼子 言語文化研究科言社専攻前期課程
日本語における焦点要素について
16時30分〜 本行 沙織 言語文化研究科言社専攻後期課程
ビルマ語の助辞khE^の空間用法・時間用法
第三分科会 司会天野 貴史・大内一 E-104
15時30分〜 報告者篠崎 直也 言語文化研究科言社専攻後期課程
ニコライ・エヴレイノフ演出『サロメ』について ―上演禁止の経緯と舞台における裸体の問題―
16時〜 小板 裕美 言語文化研究科言社専攻後期課程修了
ポール・オースターにおけるユートピア/ディストピア的空間の相克―In the Country of Last ThingsとThe Brooklyn Folliesを中心に
  
16時30分〜 アヌシュリー 言語文化研究科言社専攻後期課程
インドの神秘イメージを強化する『インドで考えたこと』と『印度放浪』
17時〜 佐藤 晶子 言語文化研究科言社専攻前期課程
アメリカの産学(官)連携事業における特許・技術移転の現状と問題点
17時30分〜 爲政 雅代 同志社大学非常勤講師
ドイツ連邦共和国創設期における国歌論争 ─連邦大統領テオドーア・ホイスの見解を中心に─


   2008年度大阪大学言語文化学会・言語社会学会合同研究会が開催されました。


2008年 10月30日、初めての大阪大学言語文化学会と言語社会学会の合同研究会が、大阪大学豊中キャンパスの言語文化研究科棟で開催されました。冒頭、大阪大学言語文化学会の金崎研究科長(言語文化研究科長)が挨拶、その後3つの会場に分かれて、研究報告と討論が行われました。研究会の終了後、言語社会学会の三原代表理事(言語社会専攻長)が閉会の挨拶を行った後、会場をレストラン宙にうつして、和やかな懇親会が開かれました。

研究会の報告者・司会は以下のとおりです。


1階 大会議室
司会 貴志雅之(言語文化研究科 言語社会専攻)
『アンナとシャム王』『王様と私』『アンナと王様』における近代化と女性化、人種・ジェンダーの統合
発表者 松本 ユキ(言文D1)
司会 深澤一幸(言語文化研究科 言語文化専攻)
「『アルヨことば』の発展と特徴、及び中国語訳に対する考察」
発表者 リュウ ロ(言文D1)
司会 春木仁孝(言語文化研究科 言語文化専攻)
逆接接続助詞「ノニ」、「クセニ」に関する一考察
−「ニ」から分析する可能性をさぐる−
発表者 王 天保(言文D2)
司会 春木仁孝(言語文化研究科 言語文化専攻)
日本語と韓国語の複合動詞の対照研究
−「交換」、「修正」を表す複合動詞の意味と統語構造を中心に−
発表者 全 敏杞(言文D2)
司会 春木仁孝(言語文化研究科 言語文化専攻)
中国語の語気助詞“?(NE)”の概念化
発表者 周 艶紅(言文D3)

2階 大会議室
司会 義永美央子(留学生センター)
FLASHを利用したマルチメディア教材製作の実践報告
−日本語単語ゲーム教材を例に−
発表者 丁紀祥(テイ・キ・ショウ)(言社M2)
司会 義永美央子(留学生センター)
多言語・多文化共生社会における言語内翻訳の有用性と処理方略
発表者 山本 一晴(言社M2)
司会 多賀健太郎(言語文化研究科 言語文化専攻)
「東京モスク」と「大日本回教協会」
発表者 依岡 宏子(言文D1)
司会 青野繁治(言語文化研究科 言語社会専攻)
雑誌『民俗台湾』における台湾知識人の「共栄圏文化」
発表者 張 修慎(2002年言語文化研究科博士後期課程修了,台湾静宜大学日本語学科)
司会 青野繁治(言語文化研究科 言語社会専攻)
「鳳子」から見る沈従文の世界観について
発表者 滝本 理博(言社M1)

3階 講義室
司会 大森文子(言語文化研究科 言語文化専攻)
日本語引用テクスト再考 −2つの間接引用テクスト−
発表者 上田 恭寿(2007年言語文化研究科博士後期課程修了)
司会 畑田美緒(世界言語研究センター)
堀田善衛が辿ったフォスターの『インドへの道』
発表者 アヌシュリー(言社D2)
司会 中村未樹(言語文化研究科 言語社会専攻)
ヘミングウェイ文学における暴力とライティング
−「ホーム・ライク」な場所をめぐっての議論を中心に−
発表者 久保 公人(言社D3)
司会 中村未樹(言語文化研究科 言語社会専攻)
都市の「細部」へ
−Vladimir Nabokovの“A Guide to Berlin”−
発表者 後藤 篤(言社M1)


   2008年度大阪大学言語社会学会研究大会・総会が開催されました。

 2008年7月24日、大阪大学箕面キャンパスE棟で、2008年度大阪大学言語社会学会の研究大会・総会が開催されました。

午後1時半からは熊倉功夫 林原美術館館長、国立民族博物館名誉教授の講演「茶の湯と日本文化」が記念講演として行われました。茶の湯の所作秘められた奥深い意味を解明する興味深い講演は、会場をぎっしりと埋めた聴衆に感銘を与えました。講演の概要は、次号の学会誌に掲載される予定です。

その後、午後3時半から、2室に分かれて会員の研究発表が行われ、午後6時まで活発な討論が行われました。

(写真は、記念講演をする熊倉功夫氏)

研究発表のリストは以下のとおりです。


研究会の報告、報告者は以下のとおりです。

分科会 氏名 題目(仮題)
第1分科会 尾上 新太郎 言語の意味形成に関する一問題
川口 正通 スペイン語の後置された譲歩節について
金 書包 モンゴル語の反義語における構造的特徴について
ヤマーフー・バダムハンド 中世モンゴル語の形状語における若干の形態及び派生的特徴について
第2分科会 丁 紀祥 日本語教育におけるビジュアル教材の応用の試み〜漫画教材を例に
陶 塔娜 環境と人口移動
金 晶 谷崎潤一郎と中国――民国期における翻訳状況を中心として
金澤 眞智子 薬物依存治療とケアに関わる言語的諸問題―オーストラリアにおける一般医(GP)の薬物依存治療活動を事例として―

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genshagakkai@lang.osaak-u.ac.jp

2015年度研究大会記念講演が開催されました。