大阪大学言語文化学会第34回大会プログラムのご案内
秋らしい気候になってきましたが、皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は、大阪大学言語文化学会のために、ご協力をいただきありがとうございます。
さて、大阪外国語大学との合併により言語文化研究科は言語文化専攻（豊中キャンパス）および言語社会専攻（箕面キャンパス）の２専攻をもつことになりましたが、言語社会専攻を拠点とする言語社会学会との協議により、言語文化学会第34回大会を別葉のプログラム記載の要領で開催することになりました。初めての試みですので、何かと不手際もあるかとは存じますが、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。また、通例の秋の研究発表会では懇親会は開催されないことになっておりましたが、今回は懇親会も企画しております。この機会に御出席願えましたら幸いです。
研究発表会終了後に懇親会を行います。皆様の御参加をお待ちしております。
懇親会費は教員・修了生が3000円、院生・発表者が1000円となっております
（懇親会費は当日お支払い下さい）。
日時：2008年10月30日（木） 14：40より
- 会場 ：大阪大学大学院言語文化研究科棟２階 大会議室
開会の辞：言語文化学会会長（大学院言語文化研究科長） 14:00-14:50
研究発表 15:00-17:40
第１室：大学院言語文化研究科棟１階 大会議室
1. 『アンナとシャム王』『王様と私』『アンナと王様』における近代化と女性化、人種・ジェンダーの統合
15:00 - 15:30 発表者：松本 ユキ（言文Ｄ１） 司会：貴志雅之（言語社会専攻）
2. 『アルヨことば』の発展と特徴、及び中国語訳に対する考察
15:30 - 16:00 発表者：リュウ ロ（言文Ｄ１） 司会：深澤一幸（言語文化研究科 言語文化専攻）
3．逆接接続助詞「ノニ」、「クセニ」に関する一考察−「ニ」から分析する可能性をさぐる−
16:10 - 16:40 発表者：王 天保（言文Ｄ２） 司会：春木仁孝（言語文化研究科 言語文化専攻）
4．日本語と韓国語の複合動詞の対照研究−「交換」、「修正」を表す複合動詞の意味と統語構造を中心に−
16:40 - 17:10 発表者：全 敏杞（言文Ｄ２） 司会：春木仁孝（言語文化研究科 言語文化専攻）
5．中国語の語気助詞“呢（ＮＥ）”の概念化
17:10 - 17:40 発表者：周 艶紅（言文Ｄ３） 司会：春木仁孝（言語文化研究科 言語文化専攻）
第２室：大学院言語文化研究科棟２階 大会議室
1. FLASHを利用したマルチメディア教材製作の実践報告−日本語単語ゲーム教材を例に−
15:00 - 15:30 発表者：丁紀祥（テイ・キ・ショウ）（言社Ｍ２） 司会：義永美央子（留学生センター）
2. 多言語・多文化共生社会における言語内翻訳の有用性と処理方略
15:30 - 16:00 発表者：山本 一晴（言社Ｍ２） 司会：義永美央子（留学生センター）
3．「東京モスク」と「大日本回教協会」
16:10 - 16:40 発表者：依岡 宏子（言文Ｄ１） 司会：多賀健太郎（言語文化研究科 言語文化専攻）
4．雑誌『民俗台湾』における台湾知識人の「共栄圏文化」
16:40 - 17:10 発表者：張 修慎（2002年言語文化研究科博士後期課程修了，台湾静宜大学日本語学科） 司会：青野繁治（言語文化研究科 言語社会専攻）
5．「鳳子」から見る沈従文の世界観について
17:10 - 17:40 発表者：発表者 滝本 理博（言社Ｍ１） 司会：青野繁治（言語文化研究科 言語社会専攻）
第３室：３階 講義室
1. 日本語引用テクスト再考 −２つの間接引用テクスト−
15:00 - 15:30 発表者：上田 恭寿（2007年言語文化研究科博士後期課程修了） 司会：大森文子（言語文化研究科 言語文化専攻）
2. 堀田善衛が辿ったフォスターの『インドへの道』
15:30 - 16:00 発表者：アヌシュリー（言社Ｄ２） 司会：畑田美緒（世界言語研究センター）
3. ヘミングウェイ文学における暴力とライティング−「ホーム・ライク」な場所をめぐっての議論を中心に−
16:10 - 16:40 発表者：久保 公人（言社Ｄ３） 司会：中村未樹（言語文化研究科 言語社会専攻）
4．都市の「細部」へ−Vladimir Nabokovの“A Guide to Berlin”−
16:40 - 17:10 発表者：後藤 篤（言社Ｍ１） 司会：中村未樹（言語文化研究科 言語社会専攻）
閉会の辞：言語社会学会会長（大学院言語文化研究科言語社会専攻長） 17:00-17:50
- 会場 ：大阪大学大学院言語文化研究科棟２階 大会議室
懇親会 18:00 - 20:00 「レストラン 宙」
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