言語文化研究科は、平成15年度から、京都府立嵯峨野高等学校京都こすもす科国際文化系統1,2年生を対象に特別講義を実施しています。また、平成25年度は、大阪府立富田林高等学校でも出前講義を実施予定です。 {{outline}} ※各年度をクリックすれば各年度の講義題目・講義概要のページにジャンプします。 !!平成25年度講義題目・講義概要 !京都府立嵯峨野高等学校 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,9月13日(金){{br}}(14:30〜17:30),上田 功 教授,講義題目:英語の音声に関すること ,第2回,9月17日(火){{br}}(14:00〜17:00),河野 彰 教授,講義題目:英語特修RW ,第3回,9月17日(火){{br}}(14:00〜17:00),ヨコタ ジェリー 教授,講義題目:英語特修RW ,第4回,10月25日(金){{br}}(14:30〜17:30),里内 克巳 准教授,講義題目:アメリカ文学に関すること ,第5回,11月1日(金){{br}}(10:00〜13:00),秦 かおり 准教授,講義題目:英語特修RW ,第6回,11月1日(金){{br}}(10:00〜13:00),西田 理恵子 講師,講義題目:英語特修RW ,第7回,11月1日(金){{br}}(14:30〜17:30),秦 かおり 准教授,講義題目:時事英語の学習に関すること ,第8回,11月1日(金){{br}}(14:30〜17:30),西田 理恵子 講師,講義題目:社会言語学に関すること !大阪府立富田林高等学校 ,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,11月1日(金){{br}}(13:15〜14:45),宮本 陽一 准教授,講義題目:なぜ英語学習は辛いのか―言語学的な観点から日英語の比較を通して― !!平成24年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,9月19日(水){{br}}(14:00〜17:00),古川敏明 講師,講義題目:時事英語の学習について ,第2回,10月2日(火){{br}}(13:00〜16:00),ヨコタ ジェリー 教授,講義題目:異文化理解について(Unit 3) ,第3回,10月3日(水){{br}}(13:00〜16:00),西田理恵子 講師,講義題目:異文化理解について(Unit 3) ,第4回,10月31日(水){{br}}(14:00〜17:00),伊勢芳夫 教授,講義題目:英米の短編小説へのアプローチ ,第5回,11月14日(水){{br}}(14:00〜17:00),近藤久美子 教授,講義題目:アジアと国際人 ,第6回,11月28日(水){{br}}(14:00〜17:00),尾崎久男 准教授,講義題目:英語のコロケーション !!平成23年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,9月16日(金){{br}}(15:40〜17:00),森祐司 教授,講義題目:アメリカの自然と文学−「環境」と「アウトドア」をキーワードに− ,第2回,9月30日(金){{br}}(15:40〜17:00),古川敏明 講師,講義題目:「ハワイでは何語が話されているのか?」 ,第3回,10月21日(金){{br}}(15:40〜17:00),杉田米行 准教授,講義題目:現在の国際情勢と日本 ,第4回,10月31日(月){{br}}(13:25〜15:15),尾崎久男 准教授,講義題目:英語の生い立ち−その豊かな語彙− ,第5回,11月4日(金){{br}}(15:40〜17:00),渡部眞一郎 教授,講義題目:映画で学ぶ英語 −英語の聴解力と美しい発音を養う方法− ,第6回,12月19日(月){{br}}(13:25〜15:15),山本佳樹 准教授,講義題目:無声映画の中のモンスターたち !!平成22年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,9月22日(水){{br}}(13:15〜16:15),沖田知子 教授,講義内容:言語、文学、異文化、国際関係及びその関連諸領域についての講義 ,第2回,9月24日(金){{br}}(14:00〜17:00),里内克巳 准教授,講義内容:言語、文学、異文化、国際関係及びその関連諸領域についての講義 ,第3回,10月22日(金){{br}}(14:00〜17:00),杉田米行 准教授,講義内容:言語、文学、異文化、国際関係及びその関連諸領域についての講義 ,第4回,11月17日(水){{br}}(13:25〜16:25),北村卓 教授,講義内容:言語、文学、異文化、国際関係及びその関連諸領域についての講義 !!平成21年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,9月24日(木){{br}}(10:00〜13:00),宮本陽一 准教授,講義内容:言語、文化、国際関係及びその領域などに関する講義 ,第2回,10月29日(木){{br}}(10:00〜13:00),杉田米行 准教授,講義内容:言語、文化、国際関係及びその領域などに関する講義 !!平成20年度 (未実施) !!平成19年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,10月27日(土){{br}}(10:30〜12:30),植田晃次 准教授,講義題目: 言語についての「ジョーシキ」を再考する−言語と民族・国家{{br}}講義概要:{{br}}・「外国語」とは何なのか?{{br}}・朝鮮語と韓国語は「ひとつの言語」なのだろうか?{{br}}・中国語と広東語は「ひとつの言語」なのだろうか?{{br}} ・「中国人」はみな中国語を話しているのだろうか?{{br}}・カナダやメキシコでは「カナダ語」や「メキシコ語」が使われているのだろうか?{{br}} これらを始めとする問いを手がかりに、日本の言語状況も視野に入れつつ、{{br}}言語と民族・国家の関係から、言語についての「ジョーシキ」を考え直してみる。 ,第2回,11月10日(土){{br}}(10:30〜12:30),渡部眞一郎 教授,講義題目: 音声言語としての英語{{br}}講義概要:{{br}}英語の音声面について多角的に論じたいと思います。{{br}} 1例を挙げると、英語のstress(強勢)というのは母音を強く発音することと{{br}}思っている人がいますが、これは大きな誤解です。{{br}}まず、stressと呼ばれる音現象は母音ではなく、音節全体にみられるものであること、{{br}}さらに、stressは(その命名自体に問題があるのですが)音の「強さ」よりも「高さ」や{{br}}「長さ」の方が重要であることが音声学の学問では常識になっています。{{br}}コンピュータが発達し、音声を視覚的に観察、分析できる音声分析ソフトウェアが{{br}}数多く開発されてきました。それらにより、音声研究がますます精緻になってきています。{{br}}この音声分析の方法も紹介して、音声学の面白さをわかっていただければと思います。 ,第3回,11月17日(土){{br}}(10:30〜12:30),小杉 世 准教授,講義題目: 南太平洋の言語文化事情{{br}}講義概要:{{br}}南太平洋諸国は、英語をはじめとするヨーロッパ系言語と先住民言語、{{br}}その混交言語(ピジン)と移民言語、それに各々の文化が共存する{{br}}多様な言語文化圏を形成している。{{br}}この講義では、とくに先住民言語教育のめざましい発展をとげている{{br}}ニュージーランドの先住民マオリの言語文化について、マオリ作家{{br}}ウィティ・イヒマエラ原作の映画『クジラの島の少女』(''The Whale Rider'') {{br}}などにもふれながら、マオリの伝説、共同体の中心であるマラエ(集会所){{br}}での慣習、モコ(刺青)やハカや彫刻、織物、ポイ・ダンスなどを紹介する。{{br}}9月13日〜12月11日まで国立民族博物館で開催される「オセアニア大航海展」は、{{br}}講義の理解の助けになると思われるので受講者にお勧めする。{{br}}(10月28日(土)の午後にはみんぱく映画会で『鯨の島の少女』の上演もある。) !!平成18年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,10月21日(土){{br}}(10:30〜12:30),木原善彦 助教授,講義題目: 「UFO」という都市伝説と現代アメリカ社会{{br}}講義概要:{{br}}第二次世界大戦後のアメリカ合衆国においては、大衆文化の中で、「空飛ぶ円盤」や「エイリアン」の存在がうわさされてきました。そうした都市伝説には、現代アメリカ社会のさまざまな側面が反映されています。どうして「空飛ぶ円盤」伝説はアメリカで誕生したのか。どうしてあのエイリアンは灰色なのか。どうして最近はUFOの話が盛り上がらないのか。こうした問題を文化的に考えてみたいと思います。 ,第2回,10月28日(土){{br}}(10:30〜12:30),小口一郎 助教授,講義題目: 「大学力」を高める外国語教育{{br}}講義概要:{{br}}学生やスタッフの研究の専門家としての能力を向上させる外国語教育を、大阪大学での実践例を紹介しながら考える。 ,第3回,11月11日(土){{br}}(10:30〜12:30),山下 仁 助教授,講義題目: 「日本語」と「国語」のちがいについて{{br}}講義概要:{{br}}「国語」とは学校で教わる教科の名称であり、「日本語」と同じものと思われているかもしれない。しかし、それは正しいのだろうか?日本人が「国語」といえば「日本語」をさすが、中国人が「国語」を勉強すると言ったら、それは「日本語」だろうか?京都弁はれっきとした「国語」であり「日本語」なのだろうが、「国語」の時間で京都弁を勉強しないのはなぜか?沖縄の言葉は、「日本語」だろうか?また、「日本語」は日本だけで通用する言葉なのか?そんな問題を考えるきっかけとしたい。 !!平成17年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,10月22日(土),中 直一 教授,講義題目:日本人はどのように外国語を学んできたか?{{br}}講義概要:{{br}} 今日では外国語を学ぶことは当たり前のことですが、このようになるには先人たちの大変な苦労が背景にありました。今回の講義では、江戸時代から明治時代にかけてはじめてヨーロッパの言語を学んだ人々が、外国語をどのようにして自分たちのものにしようとしたのか、その苦労ぶりについて具体的に話を進めたいと思います。 ,第2回,10月29日(土),林 良彦 教授,講義題目:言語とコンピュータの意外に親しい関係{{br}}講義概要:{{br}} 言語とコンピュータは意外に(?)親しい関係にあります.翻訳や要約といった,これまで人間によって行われてきた言語の処理の一部をコンピュータが引き受けつつあります.一方で,大量の言語のデータをコンピュータによって分析することによって,言語の仕組みや性質を明らかにしようとする研究も盛んになってきています.このような最先端の研究の一端を分かりやすく説明します. ,第3回,11月19日(土),森 祐司 助教授,講義題目:大学の英語{{br}}講義概要:{{br}} 大学に進学したらどのような英語力を求められるのだろうか…。そんな疑問にお答えするため、大阪大学での英語授業の様子をお伝えするとともに、私自身の阪大での英語授業を再現して皆さんにお示しするつもりです。あまり愉快な話ではなくなりそうです…ので、しばしば脱線して、私の研究についてもお話します。「アウトドアと言語文化」という話です。 !!平成16年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,10月2日(土),井元秀剛 助教授,講義題目:文を越えた文法{{br}}講義概要:{{br}} 普通、文法の教科書に載っている例文は、一文だけです。そう、これまでの文法は一つの文を単位として研究されてきました。ところが、前後の文脈を考慮にいれると、もっと面白いことがいろいろわかってきます。最近は二つ以上の文にまたがった文法の研究も進んでおり、簡単な英語を使って、そんな研究の一端を紹介したいと思います。 ,第2回,10月23日(土),木村健治 教授,講義題目:ギリシア・ローマ神話と英語{{br}}講義概要:{{br}} 古代ギリシア・ローマとキリスト教が欧米の精神文化の二大潮流であることは一般に認められていますが、この講義では、ギリシア・ローマ神話(myth)に焦点を当てて英語世界との関連を見てみたいと思います。後半は、今年封切られた映画『トロイ』のモデルになったと思われる『トロイのヘレン』(1955年)の一部を見る予定です。 ,第3回,10月30日(土),仙葉 豊 教授,講義題目:夏目漱石と英語(2){{br}}講義概要:{{br}} 夏目漱石は小説家として世に知られる前は、英語の先生でした。若い時は猛然と英語を勉強して、当時としては数少ない国費留学生として2年間ロンドンに留学したことはよく知られています。1世紀ほど前の漱石の英語との関わりを見直しながら、現在の我々を取り巻く国際化の中での英語について考えてみましょう。 !!平成15年度講義題目・講義概要 ,,月日,担当者,講義題目及び講義概要 ,第1回,10月25日(土),木村健治 教授,講義題目:英語の源流 − 古代ギリシャ・ローマの世界{{br}}講義概要:{{br}} 英語の歴史をさかのぼると、印欧祖語という理論上の言語に行き着きます。この印欧祖語にもっとも近いのがギリシャ語とラテン語です。英語とギリシャ語・ラテン語との関係を探り、古典ギリシャ語、古典ラテン語がどのような言語であるかを紹介したいと思います。 ,第2回,11月8日(土),広瀬雅弘 教授,講義題目:シェイクスピアからラップまで:ルネッサンスの英語と現代の英語{{br}}講義概要:{{br}} シェイクスピアは難しい? でも現在世界中で流行っているラップは、古い英詩の伝統を引き継いでいます。ディカプリオが主演した映画『ロミオとジュリエット』を参考に、シェイクスピアとラップについて考えてみましょう。 ,第3回,1月31日(土),仙葉 豊 教授,講義題目:夏目漱石と英語(1){{br}}講義概要:{{br}} 夏目漱石は小説家として世に知られる前は、英語の先生でした。若い時は猛然と英語を勉強して、当時としては数少ない国費留学者として2年間ロンドンに留学したことはよく知られています。1世紀ほど前の漱石の英語との関わりを見直しながら、現在の我々を取り巻く国際化の中での英語について考えてみましょう。