社会言語学の基本概念について考えることをこの授業の目的とする。とくに「リスクコミュニケーション」もしくは「対抗する言語」のいくつかの論文を読み、発表の形式を取りながらその内容について議論し、問題点を明らかにする。
社会言語学という学問分野がどのような現象を考察の対象とするのか、理論的にどのような概念が重要であるか、そして方法論としてどんな調査方法が有効かを学生が主体的に考え、それらの考察を自分自身の研究に活かすことができるようにする。
社会言語学XXIII
!参考文献
『対抗する言語―日常生活に潜む言語の危うさを暴く』柿原他編著、三元社、2021年、『リスクコミュニケーション』名嶋義直編著、三元社 、2021年『ともに生きるために―ウェルフェア・リングイスティクスと生態学の視点からみることばの教育』尾辻 恵美, 熊谷 由理, 佐藤 慎司編著、春風社、2021年『イン/ポライトネス研究の新たな地平』大塚他編著、三元社、2023年
! 授業内容
4月10日 第一回目の授業は、自己紹介をしてから、次回以降何をするか話した。