// 関学の『社会言語学の観点から、多言語主義・多文化共生について考える』の授業のデータ //{{img hirata.png}}Hirata //9月25日 第一回 //今日は、まだ受講生が決まっていないとのことだったので、とりあえず導入をおこなった。一方的に講義をするような形ではなく、グループに分かれて議論しながら理解を深めていくという形式を取った。反応は悪くはなく、案外面白いという感想を聞くことができた。次回も、これらと同じような方向を取るが、そのあとは、テキストを読んで行ってみたいと思っている。  //10月2日 //今日は、まず簡単に前回の復習をして、新しく来た人に簡単な自己紹介をしてもらい、この授業のやり方のようなものを伝えた。その後、定冠詞が具体化規定、不定冠詞が特殊化規定を表すという、それぞれの基本的な用法の違いを伝え、その違いをブレヒトの詩の一節であるWeil der Mensch ein Mensch istという例文をもとに確認した。その後2格の用法について考え、さらにBewusstseinの例文を用いて、定冠詞と不定冠詞の違いについて考えた。次回は、不定冠詞について考えてみる。 //10月9日 //今日は、前回までの復習をして、やはり新しい人に簡単に自己紹介をしてもらい、この授業のやりかたのようなことを伝えた。その後、冠詞の不定冠詞の用法について、紹介導入、質の含みをもつ不定冠詞、仮構性の含みをもつ不定冠詞の例をもちいて、すこし考えてみた。次回は、ニーチェの文章を読んだ後、無冠詞について説明する。その際、多少は関口が例に出した詩なども読んでみたいと思う。なお、これまでのテキストは、以下のPDFのとおりである。 //二回の授業に参加してくださってありがとうございました。 //前回の授業で使ったパワーポイントその1{{ref Kwansei1.pdf}} //今回の授業で使ったパワーポイントその2{{ref Kwansei2.pdf}} //山下のメールアドレス //yamasita[AT]lang.osaka-u.ac.jp //[AT]は@にしてください。来週の月曜日には、削除します。どうかよろしく。 //10月16日 //今日は、無冠詞について説明した。前回のまとめでかいてあるように、まずニーチェの文章を読み、ドイツ語の原文で味わうことの楽しみのようなことについて説明し、その後、前後や大小といった対概念のなかの積極的なものとそうでないものがどこに表れているかについて考えてみた。案外、楽しそうに考えていたように思われる。その後、いろいろな無冠詞の用法について、関口の出した例文をもとに確認した。最後に、不定冠詞のついた場合と、無冠詞の場合での違いについて、少しだけ「いい天気」を用いて考えてみた。授業で使った例文は、以下のPDFを参照されたい。次回は、Wittgensteinの哲学探究について読んで、考えてみる。これについてもPDFがあるので、そちらを印刷しておいてほしい。 //これまで授業で使ったパワーポイントその2{{ref deutsch3.pdf}} //これから使うデータ{{ref deutsch4.pdf}} //10月23日 //とりあえず、哲学探究の最初の方を読んでみた。ドイツ語を読む練習を兼ねてであったが、あまりドイツ語を読めない人がいることを確認した。とりあえず、私の方で訳して、次回は、続きを読む。 //10月30日 //前回の続きを読んだ。アウグスティヌスの文がどんなものであるかを確認し、2と3の部分を読んでみた。言語とは何か、という問題に真正面から向き合った人が書いて、多くの人が読んだドイツ語なので、味わってほしいと願っている。 //11月13日 //4と5の部分を読んだ。今回は、単語の意味を簡単に記したものを用意した。そうでもしないと全く読めないとおもわれるからだが、せっかくドイツ文学科に入学したのであるから、ドイツ語の辞書を引いてほしいと思っている。4の部分と5の部分は、かなり詳しく説明したつもり。 //11月20日 //今日は、6の部分を読んだ。前回と同様に、単語の意味を簡単に記したものを用意したが、あの程度は、自分でやった方が勉強にはなると思っている。ともかく、次回は少なくとも7はやって、Wittgensteinは卒業とすることにしよう。 //これから使うデータその2{{ref 7.docx}} //11月27日 //今日は、ようやく7を読んだ。ここに言語ゲームという言葉がでてくる。このことを覚えておいてほしいし、言語ゲームが多様であるということも覚えておいてほしいとおもった。また、ヴィトゲンシュタインがなぜこんなことを書いたのか、多少は考えてみてほしいと思った。次回は、次のDijkの論文の抜粋を読む。しっかり読んでおいてほしい。一応、簡単な単語帳は作ったが、せめて、最後の時間のは自分でやっておくこと。最後は、いずれ試験に出すので、自分でやっておくと試験勉強にもなる。 //これから使うデータその3{{ref dijk.pdf}} //これから使うデータその4{{ref woerter.pdf}}