YángQīngchù楊青矗


作者名小伝:元の名(原名って?)、楊和雄。台南県七股郷に代々続いていた農家に生まれる。家庭の経済的な事情から20歳から一家を背負って出版や洋服店、洋裁教室の教師などして生計を立てる。1979年に高雄美麗島事件のあおりで(牽連の訳?)逮捕され、1983年に仮釈放された。1985年にはアメリカアイオワ大学の国際作家工作房(???)に招かれ、1987年の春には「台湾ペンクラブ」の第一期会長を務めた。
 入獄前の楊青矗の作品には小説集『在室男』、『心癌』、『工廠人』、『工廠女兒圈』、『厰煙下』が、散文集『女權、女命與女權平等』、『工者有其厰』がある。出獄後は長編小説を書き、出版されたものに『心標』、『連雲夢』、『女企業家』がある。

 

(『臺灣作家全集・短篇小説卷/戰後第三代』 前衛出版社 1992年)


作品集・単行本


 
作成:池上里子