Liang Shi Qiu梁実秋 



小伝:梁実秋(1902〜1987)文芸理論家、散文家、翻訳家。
本名、梁治華。出身は浙江抗県(現在の余抗)。
1915年清華学校にて学び、1923年アメリカへ赴き、コロラド州立大学、ハーフー大学、コロンビア大学で学ぶ。 1926年に帰国し、南京東南大学、上海曁南大学、復旦大学等教授。1928年徐志摩らと月刊『新月』を創刊。新月派の文芸理論派として,総編者を経て、1930年、青島大学外国語学科主任と、図書館長を兼任する。1934年北京大学英文学科教授に就任、その後主任を兼任すると同時に、週間『自由評論』を主編する。抗日戦争勃発後は四川へ赴き、『中央日報』を主編、『平明』を副編、国立編訳館の職に就く。1946年北京師範大学外国語学科教授に就任。1949年広州中山大学教授に就任。同年台湾に赴き、台湾省立師範大学外国語学科主任、英語研究所主任と、文学院院長等に就く。1966年、退職、文学の翻訳に力を注ぐ。1972年アメリカに一時居住、2年後台湾に帰ってくる。氏の散文創作は,早期から流暢な短編が多い。30年代から、シェークスピアの翻訳を開始し、1967年『シェークスピア全集』翻訳を完成した。又、『遠東英漢大辞典』を主編した。
 
 

 

(『中国現代文学辞典』)

作品集・単行本

『梁実秋散文』中国広播電視出版社
『梁実秋読書礼記』中国広播電視出版社
『梁実秋懐人叢録』中国広播電視出版社
       
『梁実秋一伝統的復旧』 『梁実秋読書札記』 『梁実秋壊人従録』 『梁実秋散文』


『梁実秋散文』 『梁実秋文学回想録』



作成:佐藤亜紀子