女性小説家。本吊陳瑛。山東省の人。山東省立第一女子中学に学ぶ。1924年上海大学中文系に入学。後、学校が国民党当局に閉鎖されたため、復旦大学中文系に転入、復旦劇社の演劇活動に参加するとともに、創作を開始。処女作「帰宅《「妻《はそれぞれ『大江月刊』『小説月報』に掲載され、文壇の注意をひく。1931年北平に行く。1934年日本に渡り、文学の勉強をする。抗日戦争期間重慶に蟄居。1946年上海に戻り、上海市立実験戯劇学校で教員をつとめる。その後、復旦大学中文系で教鞭を執る。1948年台湾に行く。大成中学及び台北女子中学で教鞭を執る。1967年退職後、米国に移住。外国文学作品の翻訳に従事。創作は多く女性の婚姻恋愛を題材とし、文体は簡潔である。翻訳は流暢で、ニュアンスをよくつかみ、微妙な意味をよく伝えている。
『』出版社
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『』(訳) 書店
作成:青野繁治