Yè Zhàoyán
葉兆言
よう・ちょうげん
(1957-  )


葉兆言小伝:

 1957年生まれ。本籍は蘇州であるが、南京で生まれ育った。子供のとき農村で3年小学校に行った。高級中学を卒業すると、とても小さな工場に組立工として入り、まるまる4年。
 1978年に南京大学中文系に入学。大学卒業後は金陵職業大学の教員として配属された。1983年に南京大学中文系の大学院に合格、現代文学を専攻し、マスターの学位を取得した。
 1986年から1991年初めまで江蘇文藝出版社で編集の仕事をした。現在は江蘇作家協会の専業作家である。
 1990年から作品を発表しはじめ、現在までに百万字を越える小説を発表している。主要な作品には、長編の『死水』、中篇集『艶歌』、『夜泊秦淮』、『棗樹的故事』、『路辺的月亮』、『采紅菱』などがある。全国中篇小説奨、『鍾山』優秀文学奨、『上海文学』奨、『時代文学』奨、「双溝」散文奨などを受賞している。1990年には江蘇文学藝術奨。1992年には上海第一回中長篇小説優秀作品大奨を受賞。

(『去影』長江文藝出版社1992.9)


作品集・単行本

『去影』 跨世紀文叢首期 長江文藝出版社 1992.9/6.50元
『采紅菱』 中国当代著名作家新作大系 華藝出版社 1993.4/6.50元
『失去的老房子』 中国当代名人随筆 陝西人民出版社 1998.2/10.00元
『閑話三種』 文人閑話叢書 百花文藝出版社 1999.4/10.50元
『紀念少女楼蘭』 小説六家新作叢書 解放軍文藝出版社 2000.1/12.80元

    

邦訳

「桃花源記」飯塚容/訳 『季刊中国現代小説29』蒼蒼社 1994.4


作成:青野繁治