(『牛棚雑憶』中共中央党校出版社1998年)
『牛棚雑憶』中共中央党校出版社 1998.4/19.50元
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この小冊子は血と交換に、涙ながらに書き上げたものである。 私が生き延びて、これを書き上げられたことは、私の生涯最大の 幸福である。これは私が後の世代の人々に遺す最良の贈り物であ る。この本が私の祝福の気持ちとともに人々の間に出て行くこと を望む。この本が伴うのは恨みと報復の気持ちではなく、一枚の 鏡である。そこに悪と善、醜と美が、そして絶望と希望が映し出 される。この本が伴うのは、我々の偉大な祖国と人民に対する赤 誠の心である。 |
作成:青野繁治