(『旧年的血迹』作家出版社1989.5)
1959年四川西北部阿[土貝]山区に生まれる。履歴書に貫籍として書いてある馬爾康県は俗に「四土」と呼ばれるが、これは「四人の土司」が統轄する地の意味である。(『塵埃落定』人民文学出版社1998)
『旧年的血迹』 短編小説集 作家出版社 1989.5/3.35元 文学新星叢書第六輯 | |
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『塵埃落定』 長編小説 人民文学出版社 1998.3/18.20元 | |
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権力を握って威勢のいい康巴蔵族の土司が、酒を飲んだくれて、漢族の妻との間に馬鹿息子をもうける。誰が見てもバカと思えるこの息子は、現実生活には適応できないが、時代を超越した予知能力と行動によって、土司制度の盛衰の生き証人となる。 物語に精彩があり、感動的である。激情のタッチで描いた部分もあるが、物質を超越した鋭い眼差しで、濃厚な民族的風情と土司制度のロマン性、神秘性を描き出している。 |
『大地的階梯』 雲南人民出版社 2000.1./18.40元 | |
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