XX890112

黄小平『職業定理』


01[整理番号]XX890112

02[作品名]職業定理

03[作者名]黄小平

04[原載]『小説界』1988年第5期

05[頁]107,108(2)

06[ジャンル] 掌編小説

07[時代]

08[地点]

09[手法]リアリズム

10[視角]三人称

11[人物]趁副教授(男、大剛の父、若い頃に職選びについて経営者の父と論争、たとえ貧しくても

      教師の道を進もうと決断、阿明の補習講師)

    趁副教授の妻、

    大剛(男、趁夫妻の息子、大学に行かず自営業をしたいが反対され家をとびだす)

    劉志明(男阿明の父、自営業者(店の主人)、息子を趁副教授につかせて博士にさせたい)

    阿明(男、劉志明の息子)

12[題材]職業選び 自営業者 知識人 補習 公式

13[主題]経営者の息子で、自営業をしたいという息子をもつ知識人との関係、また、その知識人が

    受け持つ生徒とその親との関係には一種の公式・定理があるのではないか?ということに

    知識人が気付く経過。

14[言語]標準語

15[描写]6段落目でやっと作品名の“定理”の意味が明らかになる。

16[構成]章立てなし。7段落。

    (1)大剛は自営業をしたいが、特に母が反対、家をとびだす。

    (2)−(5) 劉志明父子が趁副教授を訪問する。

      (6),(7) 阿明の補習、定理を思いつく。

17[問題点] しめくくりの文中の“苦笑”は何を意味するのか?

18[作者略歴]黄小平、

19[その他]

20[報告者]釜野雅子


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