02[作品名]牛変
03[作者名]李秀峰
04[原載]「火花」1988年第11期
05[頁]100〜102(3)
06[ジャンル]短編小説
07[時代]75年年冬(〜88年)
08[地点]七里河
09[手法]リアリズム
10[視角]一人称
11[人物]我(故郷を離れて生活している青年)、
娘(我の母親)、
(我の父親)、
支書(村の役員)、
劉二板頭(操牛的、牛を殺す仕事をする者)、
二槍崩(我の本家の伯父)、
解三大伯(牛の飼育員)
12[題材]貧しい農村の生活、殺牛、牛達の不思議な行動、放蕩者の伯父、「闘人」
13[主題]「宰牛」という村の行事を通し、農村の貧しい生活と不思議な出来事を描く
14[言語]標準語、方言
15[描写]農村の生活を、劉二板頭や牛達の不可解な行為をからめ合わせ描写している。また牛を殺す
シーンを利用して本当は農民達がいかに牛を大切に思っているかを暗に表現している。
16[構成]章立なし 全52段落
1(1)帰郷
2(2)〜(6)七里河での農民の貧しい生活
3(7)〜(25)飼育所で「二槍崩」との再会、「闘人」の様子
4(26)〜(37)牛を殺す様子、「分牛肉」への期待
5(38)〜(47)牛の反乱、人々の驚愕
6(48)〜(52)「二槍崩」の不可解な行動、それからの村の変化
17[問題点]文章後半部分での「二槍崩」の行為がいささか付け足しの感がする。
18[作者略歴]男、1944年生まれ、山西山陰の生まれ。中、短編小説を35篇、脚本を12部発表。
現在は作家協会、山西支部の会員。
19[その他]「分牛肉」の様子に大変興味を覚えた。
20[報告者]呼美蘭