注記など表記法のガイドライン
体裁の統一のため、論文の表記法は次に掲げるガイドラインに従って下さい。
1 論文の構成
(1)本文をいくつかの節に分け、1.2.3...のあとに、見出しをつけてくだ
さい。
(2)節を項に細分化する場合には(1)(2)(3)...のあとに小見出しをつ
けてください。
2 文体・かなづかいなど
(1)原則として当用漢字、現代かなづかいを使用して下さい。
(2)送りがなについては、「行う」のようにして、送りすぎないようにして下さい。
(3)本文中の年号、月日などは、原則としてアラビア数字を使用してください。年
号は原則として西暦を使用して下さい。
(4)初出の外国人名、外国の地名は原則としてカタカナ書きのあとに( )内に
原語もしくはローマ字転写を付して下さい。
3 脚注および文献の指示
(1)脚注をつける場合には、本文の末尾にまとめて通し番号をつけ、本文中の脚注
を挿入する箇所の右肩に当該の番号を記入して下さい。文献の指示だけの場合
には脚注ではなく、次の(2)(3)の方法に従って下さい。
(2) 本文および脚注で文献を指示する場合には、かぎ括弧[ ]を付け、著者名、
文献、刊行年次、引用ぺージ数の順に下記の例に従って記載して下さい。
[ 丸山 1960: 67ー69]
[Clarke 1990: 123 ]
[ 丸山 1960: 67ー69, Clarke 1990: 123 ]
ただし同年次刊行物の場合には、アルファベットをつけて区別し、アルファベ
ット順で、下記のように記載して下さい。
[ 丸山 1961a: 20ー22][丸山 1961b: 45ー46 ]
(3)本文および脚注で指示した文献は、原稿の末尾にまとめて、下記の方法で記載
して下さい。
a. 文献は、著者名のアルファベット順または50音順に配列して下さい。
同一著者の文献は、刊行年次の順に配列して下さい。また同一著者同一
年次の文献は、文献指示でつけたアルファベットの順に配列して下さい。
b. 各文献について、著者名、刊行年、タイトルまたは論題、雑誌名、巻、
号、出版社名、出版地の順にできるだけ詳細に記載して下さい。
欧文の雑誌名及び単行本名は、イタリック体にするため、イタリック体
で記載するか、原稿に下線を引いて下さい。
著者のローマ字人名は、スモールキャピタルとするため、二重下線を引
いて下さい。
欧文の論文の場合には、論文の論題にダブル・コーテンション・マーク
“ ”を付けて下さい。
日本語の場合には、論文の論題にはかぎ括弧「 」を付け、雑誌名およ
び単行本のタイトルには二重のかぎ括弧『 』を付けて下さい。
雑誌の巻数、号数は、原則としてアラビア数字を使用して下さい。
(例)
論文の場合
丸山 真男 1947 「福沢諭吉の哲学」『国家学会雑誌』61 (3), 255-256。
Clarke, Peter 1972
“Elecoral Socilogy of Modern Britain”, History , 57,
31-55.
丸山 真男 1961 「思想史の考え方について ー類型、範囲、対象ー」武田
清子編『思想史の方法と対象』創文社, 東京, 311-315。
Clarke, Peter 1983
“The Politics of Keynesian Economics”, 1924-1931. in
Michael Bentley and
John Stevenson (eds.), High and
Low Politics in Modern Britain, Clarendon
Press,
Oxford, 152-181.
単行本の場合
丸山 真男 1992 『忠誠と反逆 ー転形期日本の精神史的位相ー』
筑摩書
房,東京。
Clarke, Peter
1996 Hope and Glory : Britain
1900-1990, Allen Lane The
Penguin Press,
London.
(平成10年5月7日編集委員会決定)
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